オンライン英会話は、安価で外国人講師と話せるということで人気がありますが、たくさんのスクールがあります。
その中でも、
- 産経オンライン英会話ってどんな感じなの?
- 初心者でも始められるのか?
と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
産経オンライン英会話は、フジテレビや産経新聞などフジサンケイグループが提供するオンライン英会話で、業界トップレベルの低価格(1回160円~)&高品質のレッスンを行っており、受講生から高い評価を受けているスクールとして知られています。
今回は、他のスクールと比べての強みや、レッスンの流れ・様子、体験して感じたメリット・デメリットを徹底的に解説していきます!
Contents
産経オンライン英会話の特長
産経オンライン英会話は、受講者のレベル・目的に合った充実したサービスを毎日受けることができるのが特徴で、そのポイントは下の4つです。
- 採用率1.2%の優秀な講師
- 日本語が分かる講師が在籍
- 国際規格に認められたサービス
- AIによる発音自習サービス
- 産経ならではのニュース教材
- 週末集中プラン
① 採用率1.2%の優秀な講師
オンライン英会話選びで最も重要ポイントである 「講師の質」 ですが、産経オンライン英会話の講師は、通過率1.2%の英語力・表情・会話スキル(発音など)・指導スキルの厳しいチェックを通過した人しかいません。
産経オンライン英会話の講師は、全員フィリピン人 (非ネイティブ) ですが、フィリピンは学校での授業が一貫して英語で行われているほど英語が当たり前の世界で、国民の英語力がとても高いことで知られています。
そんなフィリピン人の内、わずか1.2%しか採用しないわけですから、当然 「なまり」 などはほとんどありません。
また非ネイティブのみを採用することで、コストを大きく削減し、高品質でありながら業界トップレベルの低価格を実現しています。
まさに一石二鳥ですね。
② 日本語が分かる講師が在籍
出典:産経オンライン英会話
また講師の中には、日本語で日常会話ができる方や、簡単な日本語なら話せる方が多く在籍しています。
日本語が話せるということからも分かる通り、そういった講師の方々は日本のことが大好きで、日本の観光スポットやグルメなどいろいろ知っているのでとても話しやすく、初心者の方でも安心して会話することができます。
③ 国際規格に認められたサービス
出典:産経オンライン英会話
また 「サービスの質」 においても、2014年に国内オンライン英会話スクールで初めて2種類の教育ISO認証 (世界基準だよということ) を取得し、毎年あるISO継続審査でも、認証機関から講師やサービスの品質に対して高い評価を受けているそうです。
④ AIによる発音自習サービス
出典:産経オンライン英会話
「発音」 は日本人が英会話に自信が持てない原因の一つです。
そこで産経オンライン英会話では、AIを活用した英語発音自習サービス 「Aispeak」 を提供していて、会員なら無料で使うことができます。(無料会員でも利用することができます)
出典:産経オンライン英会話 (画像は発音テスト)
発音テスト・シャドーイング・ディクテーション (書き取り) をすることができ、英会話レッスン以外の時間もアウトプットの練習ができるため、レッスンと合わせて効率的に学習を進められます。
⑤ 産経ならではのニュース教材
出典:産経オンライン英会話
産経新聞と同じグループということで、産経新聞の記事を中心とした英文ニュースサイト 「JAPAN Forward」 の記事を基にした教材があります。
一般的に、オンライン英会話で使われている英文ニュースは馴染みにくい海外のものが多いですが、ここでは国内ニュースのみ取り扱っているので、学習もしやすくなっています。
⑥ 週末集中プラン
オンライン英会話ではレッスンを毎日1回受けられるのが基本ですが、平日は忙しくて時間がとれないという方のために、金・土・日のみ1日2回受けられるという、業界では珍しい週末集中プランもあります。
週に6回受講できるので、7回受けられる通常プランとほぼ変わらない回数受けることができます。
現在、産経オンライン英会話では、無料体験レッスンを2回受講することができます。
※『勉強したくない人のための英語やり直しここからBOOK』(PDF版) が無料でついてきます!!
この機会にぜひお試しください!
初心者レッスン体験記
ここまで、産経オンライン英会話が高い品質を売りにしているということを解説してきましたが、それが本当なのかということも含め、その実態に迫るべく、英会話に苦手意識のある私がレッスンを体験してみました。
無料登録からレッスン終了後まで、流れに沿って解説していきます。
産経オンライン英会話は、無料インターネット電話 Skype を使ってレッスンを行っています。お持ちでない方は、こちらからインストールをお願いします。
無料登録~レッスン準備
出典:産経オンライン英会話
まずは公式ホームページの右上のボタンから無料登録を行いましょう。
求められるのは 「氏名」、「メールアドレス」 のみで、多くのオンライン英会話で求められる 「クレジットカード情報」 は一切必要ないので、自動的に有料会員になったり、料金が口座から引き落とされることは絶対ありません。
出典:産経オンライン英会話
登録完了メールには、ログイン画面に飛ぶURLが貼ってあるので、先程登録した 「メールアドレス」 と 「パスワード」 を入力して、マイページにログインします。
出典:産経オンライン英会話
マイページに入ったら、まずは教材の確認をしましょう。
教材は、体験レッスン用の初心者用のA教材と、中・上級者用のB教材、さらに有料プランで使用する教材も試すことができます。
- A教材:あいさつ、講師への質問や要求 (お願い) といった定型表現を習得する。
- B教材:自己紹介を中心に、自分で文を繋いで会話を組み立てる練習をする。
- 日常英会話
- ビジネス英会話
- 職業別英会話
- 学校教科書準拠 (中学1~3年)
- TOEIC
教材は大きく分けて、上の7つです。
ちなみに無料登録の前でも、こちらから実際に教材を見ることができます。
※TOEIC教材は別途購入 (税込2,860円) する必要があります。
出典:産経オンライン英会話
教材確認が済んだら、レッスンの予約をします。
「チケットで予約する」 を押して、8つの簡単な質問に答えます。(回答必須ではないですが、ゆっくり話して欲しいといったことを講師側に伝えることができます)
その後、予約画面に移るので、日時・性別・年齢・日本語レベル(どれくらい日本語を話せるか)などを指定して検索します。
出典:産経オンライン英会話
講師を選択すると、講師からのメッセージ (音声 or YouTube動画つき) や趣味、得意科目などを見ることができますので、各講師を比較しながら、青の 「予約する」 ボタンを押してください。
なお、予約はレッスン開始の30分前までできます。(例:13:00~ のレッスンは12:30まで予約可能)
その日のレッスンが終わったら、すぐに翌日分を予約するのが、学習継続のコツです!
出典:産経オンライン英会話
予約画面に入る前に、1回目のレッスンでは、ニックネーム (呼び名) とSkype名を入力する必要があります。
Skype名は自分のプロフィールにある、”live:” や “facebook:” で始まる英数字を入力します。
出典:産経オンライン英会話
最後に、レッスンのスタイル (フリートークかテキストレッスン) と教材を選び、レッスンナンバー (最初ならNo.1) や講師への要望を記載して予約完了です。
実際のレッスン
いよいよレッスンスタートです。
初心者ということで、教材は体験用の『A教材』と、『日常英会話 初級』を選択しました。
体験用『A教材』
出典:産経オンライン英会話
講師は、少し強面の男性。
簡単な日本語なら話せて、講師歴が約6年のベテラン、さらに紹介文に 「初心者の方や、オンラインでのレッスンに不慣れな受講生からも人気」 と書いてあったので選びました。
予約時間になると、講師側から着信があります。
接続を承認し、 ビデオマークを押して応答すると通話が開始されレッスンスタートです。
最初は、”Hello.” といったあいさつと、”Can you see me?“, “Can you hear me?” といった見えるかどうかと聞こえるかどうかの確認があります。
まず思ったのは、講師の男性がフレンドリーなこと。
プロフィール写真は真顔で少し怖そうなイメージがありましたが、笑って話してくれたり、手を振ってくれたりしました。
あいさつのあとは、お互いの自己紹介がありました。
講師の自己紹介を聞いて、それをそのまま真似しただけので、そこまで苦ではなかったです。
オンライン英会話で覚えておくべきフレーズはこちらにまとめているので、ぜひ参考にしてみてください
そしていよいよ教材の内容に入ります。
最初に、”Do you have a copy of the lesson?” 「レッスン (教材) のコピーを持っていますか?」 と聞かれました。
産経オンライン英会話では、サイトを開いて教材を準備しておく必要があるようですが、用意してなくても講師側のスカイプで映してくれたり、チャット機能でURLを送ってくれるので、大丈夫です。
1回目のレッスン画面は撮り忘れてしまったので、2回目のものを載せています。
教材は、リピート練習と、ロールプレイ (講師と交互に教材を読む) をします。
講師の発音通りにリピートして、ロールプレイで読むだけなので、まったく難しくありません。
さらに講師によるかもしれませんが、この方は項目ごとに、”Do you have any question?” 「質問はありますか?」 と聞いてくれました。
分からないところがあれば、気軽に質問できる環境でした。
また、聞き取れない場合は、チャット機能で見えるようにしてくるので安心です。
チャット画面は、レッスンが始まった時から開いておくといいです!
さらにただ優しいのではなく、発音などの指導もしっかり行ってくれるので、学習効果も高いと感じました。
教材の内容が終わると、余った時間でフリートークをします。
お互いに簡単な質問をしあって、それに答えます。
私の場合、好きなスイーツについて質問されました。
例え単語が分からなくても、有名なものであれば日本語でも理解してくれるので、とにかく何か話しましょう。
「もち」 や 「海苔」 は普通に通じました 笑。
25分経つとエンディングには入り、レッスンの様子や英語力からおすすめの教材レベルを教えてくれます。
最後にお別れを言って、相手が通信を切ったら終了です。
『日常英会話 初級』
お次は、実際のテキストである『日常英会話』の初級編です。
出典:産経オンライン英会話
2回目も、ベテランで簡単な日本語を話せる人を選択しました。
レッスンは、あいさつ・聞こえるか見えるかの確認、講師から生徒への質問から始まりました。
講師からの質問は、職業や英語を学ぶ目的など自己紹介的な内容を聞かれます。
先程、貼った関連記事のフレーズを知っておけば、ほぼ問題ない内容でしたし、1回目の講師よりもかなり日本語を交えて会話してくれる方だったので、スムーズに受け答えできました。
教材は、「あいさつ」 に関する内容で、人と会って話す時の会話フレーズを学びました。
難易度は、初級編の最初ということで、初心者から見てもめちゃくちゃ簡単で、むしろ物足りないぐらいでした 笑。
1回目と同様、教材が終わるとフリートークの時間です。
『デイリーニュース』という教材の、アフリカのインターネットの利用率に関するニュース教材を使って、単語や発音を学びました。
優しく丁寧に教えてくれましたし、よくできているところは褒めてくれました。
ちなみにこの教材はDMM英会話のもので、なぜ産経オンライン英会話のレッスンで使われたのかは謎です 笑。
レッスン後
出典:産経オンライン英会話
レッスン後は、マイページにて講師からのレッスンレポートを見ることができます。
講師の方は、レッスン中に訂正した発音の間違いなどについてメモをしていて、それらをレポートに丁寧に書いてくれるので、今後その間違いをしないよう復習することができます。
また、「英語学習頑張って」 というような生徒へのメッセージもあるので、モチベーションの維持にも繋がります!
メリット
産経オンライ英会話のレッスンを実際に体験してみると、初心者目線から素晴らしいと感じたところがたくさんあったのでまとめて紹介します。
日本語が分かる
なんと言っても講師の中に日本語が分かる外国人講師がいるというのが素晴らしいと思いました。
普通のオンライン英会話では、日本語がまったく分からない外国人と、純日本人しか在籍しておらず、産経オンライン英会話はかなり珍しいケースのスクールです。
困ったときに講師が日本語で補助してくれるなら、外国人との英会話もだいぶ荷が軽くなりますよね!
講師がフレンドリー
他のスクールだと、講師が素っ気ないと感じることは多々ありますが、ここではその真逆で、本当に明るくて優しいと感じました。
まず笑顔の量が多いですし、講師の方がみな日本のことが大好きなので、とにかく話しやすい!
緊張もすぐ解けると思いますし、25分はあっという間だと思います。
間違いをちゃんと訂正してくれる
また明るいだけでなく、レッスンに対して生徒よりも熱心で、間違いも丁寧に直してくれますし、分からないところがあるかどうか気にかけてくれます。
他のスクールだと訂正せずにスルーということが結構あるので、そこは産経オンライン英会話の強みだと思います。
講師採用率が1.2%というのは伊達じゃありません!
デメリット
次は、デメリットというほどでもないですが、少し気になったところを紹介します。
講師が少なめ
産経オンライン英会話は、最大級のスクールと比べると講師の数が少ないため、講師の選択肢も狭まってしまいます。
ただ、希望の時間に講師が誰もいないというのは、前日や当日の予約でもほぼほぼありませんし、講師は少数精鋭なので、外れに当たる可能性は限りなく0に近いでしょう。
また日本語レベルの一番上である 「日常会話が可能」 な方は、当然数も少ないため、自分の希望時間と合わないことも多いですが、初心者でも 「簡単な会話は可能」 な方で十分だと思うので、それほど問題ではないように思います。
「日常会話が可能」 な講師とできたらラッキーくらいに思うのが一番いいと思います 笑。
回線のフリーズ
オンライン英会話なので当たり前ですし、稀ではあるのですが、通信がフリーズしたことが1回ありました。
Skype なので、レッスン中に多少の乱れがあるかもしれないというのは、あらかじめ頭に入れておいておきましょう。
料金プラン
最後に料金プランを紹介します。
講師の質が高い産経オンライン英会話には、3つの通常プランがあります。
(大学入試外部検定試験対応プランもありますが、ここでは省略します)
毎日25分プラン | 毎日50分プラン | 週末毎日50分プラン | |
月額料金 (税込) | 6,090 円 | 9,981 円 | 6,090 円 |
レッスン回数 | 毎日1回 | 毎日2回 | 金・土・日2回 |
1回当たりの料金 | 196 円 | 161 円 | 218 円 |
レッスン時間 /日 | 25 分 | 25分×2 | 25分×2 |
決済方法 | クレジットカード・銀行振込 | ||
対応デバイス | PC・iOS・Android |
※入会金は一切かかりません。
※教材費も基本無料ですが、TOEICは有料です。
月額料金は、他のスクールとほぼ同じですが、講師の質が高いので、その分コスパは高いと言えます。
また、最初に紹介した通り、毎日レッスンを受けられるプランの他に、週末限定プランもあります。
平日忙しい人にはもってこいのプランです。
そして、オンライン英会話を続ける自信がない方や短期間での結果を求める方におすすめなのが、「コーチング型スピーキング初心者脱出プログラム」 です。
ライト | スタンダード | |
料金 | 82,500 円 | 107,800 円 |
対象者目安 | TOEIC400~550点程度 挨拶・簡単な会話はできる |
TOEIC400点以下 英語学習にブランクのある方 |
受講期間 | 2ヶ月 | 3ヶ月 |
コンサルタントのサポートの下、2または3ヶ月間集中することで英語力の大幅UPを試みる初中級者向けのプログラムです。
あいさつ程度の英語レベルから、25分もの会話レベルができるようになるのが目標です。
集中すると言っても、3つの通常プランに、
- 日本語で相談
- レベルチェックテスト2回
- オリジナル学習プラン作成
- アプリで学習管理
- 質問無制限 (アプリ)
- あなたに合ったおすすめ講師リスト
- 週1回の進捗確認カウンセリング
- 成長実感保証
が追加されるだけなので、忙しい方でも無理なくやっていけますし、2人3脚なら効率的でモチベーションも続きやすいですよ。
ちなみに、オプションサービスには他にも 「プラスチケット」 というものがあり、 今日は時間あるから追加でレッスンを受けたいという日に使えるサービスです。
プラス1チケット | プラス15チケット | プラス30チケット | プラス45チケット | |
料金 (税金) | 712 円 | 4,379 円 | 8,046 円 | 11,000 円 |
追加レッスン数 | 1回 | 15回 | 30回 | 45回 |
学生など比較的レッスンを受ける時間があり、一日何回も受けたいという方は、レッスン数に制限がない 「ネイティブキャンプ」 の方がおすすめです。

まとめ
今回は産経オンライン英会話の実態について徹底解説しました。
産経オンライン英会話は、多忙でなかなか時間がとれない方におすすめのオンライン英会話スクールです。
講師の質を求める方は、特に満足できるスクールだと思います。
初心者の方は、不安もあるかと思いますが、大丈夫です!
必ず講師の方が優しく指導してくれますよ!
