Netflixおすすめ映画『ファンタスティック・ ビーストと黒い魔法使いの誕生』で楽しく英語学習!

出典:楽天

あらすじ

1927年、ニューヨークで捕らえられていた強大な魔法使いグリンデルバルドがヨーロッパへの移送中に逃げ出してしまう。
グリンデルバルトはクリーデンスという若者を利用して人間界を支配しようとたくらむ。
ダンブルドアに頼まれ仕方なくパリを訪れたニュートはクリーデンスの行方を追う。

作品情報

J・K・ローリングが脚本を手掛ける「ハリーポッター」シリーズのスピンオフ作品の第2弾。
70年前の「ハリーポッター」と同じ世界が舞台で、動物学者ニュート・スキャマンダーが主人公。

配給はワーナーブラザーズ。
監督は「ハリーポッター」シリーズや前作「ファンタスティックビーストと魔法の旅」と同じデビッド・イェーツが務めた。

2018年に公開され、6億5380万ドルの興行収入を上げた大ヒット作。

受賞歴
  • 第72回英国アカデミー賞
    美術賞・視覚効果賞 ノミネート (2018年)

感想・補足

「ハリーポッター」シリーズのファンである著者にとって「ハリーポッター」シリーズとのつながりを感じられ非常に満足度の高い映画でした。
「ハリーポッター」の世界観が好きな人にはもちろん、ファンタジーが好きな方には観ていただきたい作品です。
この作品だけを見ても十分楽しめますが、世界観が非常によく作りこまれているので、「ハリーポッター」シリーズや前作「ファンタスティックビーストと魔法の旅」を観てからの方が何倍も楽しめます。現在(2019年10月)は「ハリーポッター」シリーズがVODにて公開されていないのが少し残念ですが、こういったシリーズ物は世界観にはまることができるので英語学習には向いていると思います。

はじめ、魔法界の戦いを描いた「ファンタスティックビースト」シリーズは登場する表現が非日常的で英語学習には向いていないと思っていたのですが、そんなことはなく、出てくる表現には日常で使えるものも多く、何よりストーリーが面白いのでとても向いてるなと感じました。

「ハリーポッター」シリーズもそうですが、このシリーズもとても作りこまれたストーリーなので、2度3度見たくなります。そうやってストーリーを理解しながら英語表現を身につけていくことができるのもこの作品のいいところだと思います。

この作品は、Netflixのお試し期間を利用して、無料で視聴することができます。

ネイティブ表現

ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。

What are you doing here?
  • ここで何してるの?
  • なぜここに?

「ここで何してるの?」という意味のフレーズですが、「なぜここにいるの?」というニュアンスで使われることもあります。
日常会話で頻出の表現です。

Come on
  • おいで、行こう、がんばれ!
  • うっそー、冗談はよしてよ

Come on. は、主に2種類の意味があります。
どちらもカジュアルで、とても便利な表現です。

一つは、相手に対して、こっちに来るよう促したり、励ます時に。
こちらは、多くの日本人が知っていると思います。
発音は、カモ⤴ン

もう一つは、相手の発言や自分に起こったことに対して、否定する時に。
「おいおい、まじかよ」 というニュアンスで使います。
発音は、カ⤴モ⤵ン

I think my talents lie elsewhere.
  • 僕は向いてない

「talent=才能」「lie=横たわる」「elsewhre=他の場所」
直訳すると「僕の才能は他の場所で横たわっていると思う」となるので「自分には向いていない」というニュアンスになります。

I can't blame you.
  • 仕方ないよ
  • あなたのせいじゃない

「blame=責める」という意味なので「私はあなたを責めることはできない」となって「仕方ない」というニュアンスになります。
映画ではニュートに頼み事をして嫌な顔をされたダンブルドアが「気が進まなくても仕方ない」というニュアンスで使っています。

in your shoes
  • あなたの立場では

あなたの立場に立ってというとき英語では、「in your  shose」という表現を使います。
「in his shoes」など第3者の立場に立つときににも使われます。

仮定法「If I were you ~=もし私があなただったら」とよく似た表現です。

Well done.
  • お見事
  • よくやった

よく=well、やった=done=doの過去分詞。
ここでの過去分詞は、完了を意味します。

clock off
  • 仕事の退出時間を記録する
  • (仕事から)あがる

仕事から帰るときなどに使われる表現です。
映画では「You can clock off now.」で「今日はもう上がっていいよ」という使われ方をしています。

時間外に仕事をするときは「work off-the-clock」と言ったりします。

You must be exhausted.
  • あなたは疲れているに違いない

mustは~しなければならないという意味で覚えている方もいるかと思いますが日常会話では「must be=違いない」という表現で使われることが多いです。
初対面の時に「~さんですね」と尋ねたり、「あなた~でしょ?」と聞くときに使われるイメージです。
映画では「exhausted=疲れた、消耗した」と合わせて「疲れたに違いない」というフレーズで登場します。

raining cats and dogs
  • 大雨、どしゃぶり

大雨を表すフレーズです。

It didn't work.
  • 機能しなかった
  • 役に立たなかった
  • 効果がなかった

役に立たなかったり、効果がなかった時に使われる表現として「do not work」があります。

Anyway...
  • とにかく…
  • ところで…

「ところでさ」と切り出すときに使われる表現です。
「anyway」は「とにかく」という意味で使われることもあります。

make sense
  • 意味をなす
  • 道理にかなう
  • 分かりやすい

意味をなすと訳されることが多い「make sense」ですが、ニュアンスとしては「わかりやすい」「合理的である」といった感じです。
映画では「Does this make sense?」で「(直前に話した内容を指して)これの意味がわかりますか?」という使われ方をしています。

What are you gonna do?
  • どうする気?

gonna” は、going to の短縮形で、ガナと発音します。
be going to” が未来形を表すので、”What are you gonna do?” で、「あなたは何をするつもり?」 となります。