結婚式当日、花嫁のスーザンは、幸せな結婚生活を楽しみにしていた。
ところが式の前、突然空から隕石が落下し、彼女にぶつかってしまう。
その影響で、式の真っ最中、彼女の体がみるみる巨大化していって…
作品情報
ドリームワークス製作の3Dアニメ映画。
英語のタイトルはそのまま『Monsters vs Aliens』
監督は『名探偵ピカチュウ』のロブ・レターマンと「マダガスカル3」のコンラッド・バーノン。
声優をリース・ウィザースプーンなどの豪華俳優たちが務めた。
2009年に公開されると3億8150万ドルの興行収入を上げた大ヒット作である。
感想・補足
正直、最初はあまり期待していませんでしたが、いざ観てみるといい意味で裏切られました。
笑えるシーンがたくさんあり、何よりストーリーが非常に面白く楽しんで観ることができました。
また、SF映画のオマージュが散りばめられていたり、スーザンがモンスターとなって生きていく中で心身ともに強く成長していくところにも注目です。
ファンタジーでストーリーは非日常的ですが、登場する英語表現は日常的なものが多く英語学習にも役立つ英語だと思います。
さらに楽しく観ることができるので英語学習にはとてもおすすめな映画となっています。
ネイティブ表現
ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。
- ここで何してるの?
「あなたたち」を表すときにyouのあとにguysをつけることがあります。
「What are you doing ?」は非常によく使われる表現ですのでぜひ覚えてください。
- (テレビなどを)つける
「turn on」はスイッチや電源をつけるという意味です。逆に消すときは「turn off」が使われます。
「turn」には向きを変えるというニュアンスがあり、それがスイッチの向きを変えるという使われ方をしています。
気持ちのスイッチにも使えて、「turn on」で「興味をかきたてる」という使い方も日常会話ではみられます。
- どうしようもない
- 仕方がない
直訳すると「私はそれを助けられない」となりますが、「仕方ない」といった意味になります。
自分の力ではどうにもできないときに使われます。
映画の中では涙が止められないというニュアンスで使われています。
- どうして?
「なぜやらない」のというときに使われます。
- 気をつけて!
- 危ない!
相手に注意を促すときに使われる表現です。
怒るような使われ方もしますが、どちらかというと心配するニュアンスで使われます。
- どうなってるの?
どの映画にも必ずと言ってもいいほど出てくる表現。
go on=起こる=happen
何の事態が起こったのか、疑問に思った時に使います。
- 冗談だよ
冗談を言った後に「冗談だよ」というニュアンスで使われます。
- 正気?
- バカじゃない?
nutsは木の実という意味の単語ですが、スラングでは「頭がおかしいやつ」という意味で使われることもあります。
- 怖い
「frightened」は「怯えた」という意味の単語です。
- 話についていけない
- 何言ってるの?
- どういうこと?
ここで「follow」は「話についていく」という意味で使われます。
丁寧なニュアンスもあり、ビジネスでも使えます。
- 元気かい?
「How are you doing?」のareが省略された表現。
挨拶でよく使われます。
このようにネイティブの方は省略して話すこともあるので注意しましょう。
- 怒らないで
- 大丈夫
「upset」は「心配する、怒る」といった意味で、よくないことが起こったというニュアンスで疲れる単語です。
「get」は「手に入れる」といった意味の単語で「~になる」というニュアンスで疲れることもあります。
- 最近 寝不足なんだよ
「have + 過去分詞」は現在完了形と言われ、「現在に迫ってくる」感触を持っています。
経験や継続を表すことができ、ここでは過去から現在までの継続を表すために用いられています。
- 現実を受け止めなくちゃ
- 現実に向き合わないと
「face」は「直面する、向き合う」といった意味の単語です。
「fact」が「現実」、「have to」で「~しなければならない」となるので
「You have to face fact.」で「現実を受け止めなくちゃ」となります。
- ところで、
「ところでさ」と切り出すときに使われる表現です。
「anyway」は「とにかく」という意味で使われることもあります。
- どういたしまして
- 気にしないで
お礼を言われたときに使える表現です。
「mention」は「言及する」という意味の単語なので、ニュアンスとしては「それ(お礼)言わなくていいよ」といった感じです。
- さよなら
「over」は終わりを表すときに使われます。