「No」が口癖になっていた冴えない銀行員のカールは、友人からの誘いにも応じず孤独に生きていた。そんなある日昔の友人と再会し、人生を変えるためセミナーに参加するように進められる。
自分の人生に納得していなかったカールは、半信半疑ながらも参加したそのセミナーで、どんなことに対しても『イエス』と答える誓いをたてることに。
その後いかなる選択肢に対しても『イエス』と答え続けるカールの人生はいい方向に向かい始めるのだが…。
作品情報
ワーナー・ブラザーズ配給のコメディ映画。
英語のタイトルはそのまま『Yes Man』
主演は『マスク』で有名なジム・キャリー。
監督は『チアーズ!』や『アントマン』のペイトン・リードが務める。
2008年に公開され、2億2320万の興行収入を上げた。
感想・補足
コメディ映画なので全体的に笑いながら楽しく観ることができますが、生き方について考えさせられる内容にもなっています。
「アントマン」もそうなのですが、この監督のコメディは個人的にとても好きです。
楽しく観ることもできますし、英語も速くはないので英語学習にはもってこいな作品だと感じました。
また内容的にも非常に日常に近いものとなっている点もおすすめです。
ネイティブ表現
ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。
- 何言ってんの?
日常会話でよく使われる表現です。
直訳すると「あなたは何について話しているの?」となります。
- 我慢して
- 対処して
「deal with」には「扱う」「対処する」という意味があります。
仕事で使われると「対処して」というニュアンスとなりますが
日常会話では「我慢して」というニュアンスになります。
どちらも嫌な問題を扱う、対処するという点では共通しています。
- おいで、行こう、がんばれ!
- うっそー、冗談はよしてよ
Come on. は、主に2種類の意味があります。
どちらもカジュアルで、とても便利な表現です。
一つは、相手に対して、こっちに来るよう促したり、励ます時に。
こちらは、多くの日本人が知っていると思います。
発音は、カモ⤴ン。
もう一つは、相手の発言や自分に起こったことに対して、否定する時に。
「おいおい、まじかよ」 というニュアンスで使います。
発音は、カ⤴モ⤵ン。
映画では「まじかよ」と訳されています。
- 解決する
- 理解する
- 計算する
映画では「都合がつけば」という意味で「We’ll figure it out.」と使われています。
- 本当に?
「sure」は「確かに」という意味の単語です。
「Are you sure 」は疑うとき、確認するとき、心配するときに使う表現です。
Are you sure you are OK?(本当に大丈夫?)
のように後に文をつけることもできます。
返事としては「Yes I’m sure.」が適切です。