感動の続編『カンフー・パンダ2』(Hulu・Netflix)で楽しく英語学習!<ポーの過去に涙する作品>


出典:楽天

Yahoo!映画 評価 3.7 out of 5 stars 3.76
英語の速さ 約163wpm 3.5 out of 5 stars  普通
映画の長さ 85分 0.5 out of 5 stars  短い
総合おすすめ度 3.9 out of 5 stars  3.92

  • ストーリー 物語の面白さ・満足度。Yahoo!映画の平均評価 (2020/05/10現在)
  • 英語のスピード セリフの速さ。スピードがゆっくりなほど☺︎が多い。1分間当たりの単語数 “wpm” を3箇所測って平均したもの
  • 再生時間 時間が長いほど ▅▅ が長い。時間が短いと集中力が維持しやすく学習しやすい
  • 総合おすすめ度 上3つの平均。ただし再生時間は短いほど高評価とし、[5-数値]で計算する
あらすじ

古代中国のゴンメン市を治めていたクジャクの大老は花火を発明し、人々を楽しませていた。
しかしその息子・シェン Shen は花火の持つ魔力に惹かれ、その破壊力を見出していく。
シェンの両親は、予言者に相談すると、「このままいくとシェンは白と黒の戦士に倒される」 と言われる。
それを聞いていたシェンは、その未来を封じるために、主人公・ポー Po の生い立ちと深く関わる事件を起こす…

作品情報

ドリームワークス(米)製作の大ヒット映画の続編。
前作で判明しなかった、「ポーの生い立ち」 に関する過去が明かされる。
英語のタイトルはそのまま『Kung Fu Panda 2

監督は、前作の2人に代わってジェニファー・ユー・ネルソンが務めた。

2011年に公開されると、前作を上回る約6億6000万ドル (約720億円) の興行収入を上げる大ヒット。
さらなる続編・完結作である “” が2016年に公開された。

主な受賞歴
  • 第84回アカデミー賞
    長編アニメーション賞 ノミネート (2012年)

感想・補足

本当に大好きな作品の続編ということで、うきうきしながら鑑賞しました 笑。
相変わらずのコメディ要素満載で面白い!アクションが爽快!
一番好きなキャラクターのモンキーも最初からいい表情してて、癒やされました。
ただ今作で最も際立っていたのは、カマキリの生態を自虐した?ギャグだったのでそこも注目です。

続編は一般的に、第1作よりも劣りがちですが、まったくそんなことはありませんでした。
むしろ前作のようにずっと面白い雰囲気ではなく、「自分は誰だ」 という葛藤に重きが置かれた泣けるストーリー構成でテイストが少し異なっていたので、新鮮な感じで楽しむことができました。
前作よりも大人向けな内容です。
監督が替わったというのも大きな原因だと思います。

英語に関しては、前作同様の安定した易しさ。
スピードは比較的ゆっくりで、文法・単語も2回目からはそこまで難しいと感じないと思います。
ストーリーも面白いので、2,3回ほど観て英語に慣れ親しんでください!

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ネイティブ表現

ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。

Well done.
  • よくやった

<よく=well、やった=done=doの過去分詞>
ここでの過去分詞は、完了を意味します。

See you later.
  • またね
  • ではまた
  • ではどうも

later” は 「後で」 という意味の副詞。
別れる時の表現で、上3つ以外にも 「ご苦労様」 など様々な訳し方があります。
later” を付けることで、”See you.” よりもカジュアルさが下がり、目上の人にも使いやすくなります。

I am in a mood
  • (私は) 調子がいい

<mood=機嫌、気分>
特に絶好調と言いたい時は、”a good mood” として、逆に 「調子は微妙」、「そんな気分ではない」 と言いたい時は、”am” の後に “not” を付けます。

Awesome!
  • 超いい!、ヤバい!

“awesome” は、ネイティブがよく使う表現です。
「畏怖いふの念を起こさせる」 という意味から、日本語でいう 「ヤバい!」 のような、良いときも悪いときも使える便利なスラングとなりました。

That's cool!
  • それいいね!
  • いけてる!

“cool” は 「涼しい」 という意味の他に、「素敵な」、「素晴らしい」、「かっこいい」 という意味があります。
Awesome!” や “Great!“などとほぼ同じ意味の表現です。

as soon as...
  • …するとすぐに

<soon=すぐ、すみやかに>
映画では、”I’ll master inner peace as soon as I get back.” 「戻ったらすぐに内なる平和をマスターします」 と使われています。
“as soon as possible” とすると 「できるだけ早く」 という意味になり、文にすると (現代風に言うと) 「なる早で!」 という意味になる。

Are you serious?
  • それは本当かい?、マジ?
  • 正気かい?

serious” は、「真面目な」、「本気の」、「真剣な」 という意味。

That's impossible.
  • そんなことありえない
  • そんなばかな

impossible” は 「不可能な」 という意味。
映画『Mission:Impossible』が有名ですね。

Come on.
  • おいで、行こう、がんばれ!
  • うっそー、冗談はよしてよ

“Come on.” は、主に2種類の意味があります。
どちらもカジュアルで、とても便利な表現です。

一つは、相手に対して、こっちに来るよう促したり、励ます時に。
こちらは、多くの日本人が知っていると思います。
発音は、カモ

もう一つは、相手の発言や自分に起こったことに対して、否定する時に。
「おいおい、まじかよ」 というニュアンスで使います。
発音は、

Are you all right?
  • 大丈夫?

相手を心配する時に使う表現。
Are you OK?” も同じ意味です。

What happened?
  • 何が起きたの?
  • なにがあった?

happen” は 「起こる」 という意味。
進行形の “What’s happening?” という表現もありますが、意味はほぼ同じです。

I knew it!
  • やっぱり!

直訳すると、「私は、それを知ってた」
つまり 「やっぱり、そういうことか」 という意味になる。
ちなみに、”I knew that.” と言うと、「そんなこと知ってたよ」 ときつい言い方になるので注意が必要です。

Wait a second.
  • 少し待って

<second=秒、minute=分>
Wait a minute.” よりも待ってほしい時間が短いイメージ。

gotta
  • しなければならない

have got to” 「しなければならない」 のカジュアルな短縮形ですが、今は “have to” が主流なので、”have to” の短縮形と考えるといいでしょう。
“I gotta go.” 「行かなきゃ」 という別れの挨拶がよく使われています。(映画でも出てきます)

知らないとなかなか聞き取れない単語なので注意が必要です。
発音は 「ガダ」 です。

Are you kidding me?
  • 冗談でしょ?
  • まさか

kid” は、「冗談を言う」、「からかう」 という意味。
相手が冗談っぽいことを言った時に使います。

“(I am/was) Just kidding.” と言うと、「ほんの冗談だよ」 と自分の冗談に対して使う表現となります。

(I) Got it
  • 分かりました
  • 了解

<受け取った=got=getの過去形、それを=it>
逆に “You got it?” と相手に聞くと、「理解しましたか?」 という意味になります。

Watch out!
  • 気をつけろ!、危ない!

watch out for…” は、「(起きていることに) 気をつける」 という意味。
似たような意味で “be careful of…” がありますが、これは 「(これから起きることに) 気をつける」 という意味です。

How you doing?
  • ご機嫌いかがですか

How are you doing?” の “are” が省略された表現。
How are you?” とほぼ同じ意味です。

gonna
  • going to の短縮形

gonna” は、going to の短縮形で、ガナと発音します。
be going to” が未来形を表すので、”What are you gonna do?” で、「あなたは何をするつもり?」 という意味になります。

That makes no sense.
  • 意味をなさない
  • 理にかなわない
  • 理解できない

<make sense=意味をなす、意味が分かる>
ここでの “sense” は 「意味」、「価値」 という意味。

疑問詞 on earth...?
  • 一体…

on earth は 「一体」 という意味で、疑問詞を強める働きをします。
疑問詞とは、what/who/which/where/why/when/
how を指します。

Hurry it up!
  • 急げ!

hurry up” は 「急ぐ」 という意味で、命令形にすると 「急いで!」 となります。
そこに “it” を付けると、イライラしたニュアンスが入ってきます。
「急いで」 と言うなら、”Hurry up!” が無難です。