Netflix・Hulu映画『長ぐつをはいたネコ』で楽しく英語学習!<シュレックの人気キャラが主人公!>


出典:楽天

Yahoo!映画 評価 3.6 out of 5 stars 3.61
英語の速さ 約173wpm 3 out of 5 stars  普通
映画の長さ 90分 1 out of 5 stars  短い
総合おすすめ度 3.5 out of 5 stars  3.53

  • ストーリー 物語の面白さ・満足度。Yahoo!映画の平均評価 (2020/05/10現在)
  • 英語のスピード セリフの速さ。スピードがゆっくりなほど☺︎が多い。1分間当たりの単語数 “wpm” を3箇所測って平均したもの
  • 再生時間 時間が長いほど ▅▅ が長い。時間が短いと集中力が維持しやすく学習しやすい
  • 総合おすすめ度 上3つの平均。ただし再生時間は短いほど高評価とし、[5-数値]で計算する
あらすじ

長ぐつをはいた茶トラのネコ・プス Puss は、ある罪によってお尋ね者 “WANTED” となっていた。
ある日の夜、プスは街の酒場の男から、悪党2人組が 「魔法の豆 magic beans」 を持っているという情報を手に入れる。
それは、彼が長年探したものの、見つけることができなかった宝であった。
その後、その豆を探しに出たプスだったが、彼の前に覆面ネコと旧友のハンプティ Humpty が現れ、彼の知られざる過去が明かされていく…

作品情報

ドリームワークス(米)製作の大ヒット映画。
主人公の長ぐつをはいたネコは、ドリームワークスの大ヒット映画シリーズ『シュレック』に登場する人気キャラクターである。

今作品では、シュレックに出会う以前の過去のストーリーが描かれている。
英語のタイトルは『Puss in Boots
「ブーツを履いたプス (主人公ネコの名前)」 という意味。

監督は、映画『シュレック3』や『LEGO® ムービー』のクリストファー・ミラー

2011年に公開されると、約5億5000万ドル (約601億円) の興行収入を上げる大ヒット。
また、映画にとどまらず、アニメ ”おとぎ話から脱出せよ(Netflix公開中) まで製作されるほどの人気シリーズである。

さらに、今作と同じドリームワークスによる続編映画の製作も決定している。

主な受賞歴
  • 第84回アカデミー賞
    長編アニメーション賞 ノミネート (2012年)
  • 第69回ゴールデングローブ賞
    最優秀長編アニメーション映画賞 ノミネート (2012年)

感想・補足

「長ぐつをはいたネコ」 と聞くと、ヨーロッパの民話のイメージがありましたが、映画は 「ジャックと豆の木」 をモチーフにしたものでした。

主人公のプスは、ダンディでかっこいいネコですが、ネコゆえの本能やかわいい仕草も描かれており、ネコ好きには嬉しい作品。
特に子ネコ時代はかわいすぎて、思わず飼いたいと思うほどでした。

映画の内容は、そんなプスがシュレックに会う以前に経験した壮大な冒険を、アクションとコメディを交えながら紹介したもので、『シュレック2』を観たことあるなら、なお一層楽しめる作品だと思います。

英語のレベルに関しては、文法・単語が少し難しいかなと感じましたが、スピードは結構ゆっくりなので、意味をある程度調べれば初心者でも十分学習できるレベルです。

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ネイティブ表現

ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。

What can I say?
  • なんと言えばいいのか…
  • 何も言うことができないよ…

直訳 「私は何を言うことができるのか?」
→ 「いや、何も言えない」 という意味。

相手に対して、かける言葉がなかな見つからない時などに使います。

Are you crazy?
  • 気は確かか?
  • 頭おかしいんじゃないの?

crazy” は 「気が狂った」 という強い意味ですが、 “Are you crazy?” だと変なことをやっている人に対して 「頭おかしいんじゃない? 」 と軽く言う時などに使います。

It's been a long time.
  • 久しぶり

同じ意味の “Long time no see.” よりもよく使われる表現。
“long time” は、”while” 「しばらくの間」 と置き換えることができます。

上の表現を省略せずに言うと “It has been a long time since I saw you last.” で、訳すと 「私があなたに最後会ってから長い時間が経ちましたね」 となります。
前半の “It has been a long time.” は、”It is a long time.” の現在完了形で、「長い時間が経った」 という意味です。
ちなみに、”It’s” は、”It is” の他に “It has” の短縮形でもあります。
そして省略されている since 以下 「…以来」 の部分は、分かりきったことなので省略されています。
saw” は “see” 「…に会う」 の過去形です。

Hear me out.
  • 最後まで聞いて

ただ聞いてほしい時は、”Listen to me.” でいいですが、話を相手に遮られた時などは、「最後まで」、「完全に」 という意味をもつ “out” を加えたこの表現を使います。
※なぜか “Listen to me out.” と言いません。

Come on.
  • おいで、行こう、がんばれ!
  • うっそー、冗談はよしてよ

“Come on.” は、主に2種類の意味があります。
どちらもカジュアルで、とても便利な表現です。

一つは、相手に対して、こっちに来るよう促したり、励ます時に。
こちらは、多くの日本人が知っていると思います。
発音は、カモ

もう一つは、相手の発言や自分に起こったことに対して、否定する時に。
「おいおい、まじかよ」 というニュアンスで使います。
発音は、

I'll take care of it/that.
  • 私に任せなさい

I’ll” は “I will” の短縮形。
<take care of=世話をする、引き受ける>

I'm afraid that...
  • 残念ながら…

<afraid=恐れて> という意味のイメージが強いですが、”I’m afraid that…” とすると、相手に言いにくいことや申し訳ないことなどを丁寧に伝える表現になります。
ちなみに “that” はしばしば省略されます。

Watch out!
  • 気をつけろ!、危ない!

watch out for…” は、「(起きていることに) 気をつける」 という意味。
似たような意味で “be careful of…” がありますが、これは 「(これから起きることに) 気をつける」 という意味です。

Here.
  • どうぞ

相手に物を渡すときは一言、”Here.” と言えばOK。
フォーマルな場面では、”Here you are.” を使いましょう。
何を差し出すのか表したい時は、”Here is…” となります。
例:”Here is my passport.「パスポートをどうぞ」

Gotcha.
  • 捕まえた
  • 分かった、了解した

I got you.” を短縮した形で、”Got ya!” と同じ意味を表します。
場面によって様々な訳し方がある、とても汎用性の高い表現です。

gonna
  • going to の短縮形

gonna” は、going to の短縮形で、ガナと発音します。
be going to” が未来形を表すので、”What are you gonna do?” で、「あなたは何をするつもり?」 という意味です。

What is going on?
  • 何が起きているの?

どの映画にも必ずと言ってもいいほど出てくる表現。
<go on=起こる=happen>
何の事態が起こったか疑問に思った時に使います。