出典:楽天
Yahoo!映画 評価 | ![]() |
英語の速さ 約198wpm | ![]() |
映画の長さ 108分 | ![]() |
総合おすすめ度 | ![]() |
- ストーリー 物語の面白さ・満足度。Yahoo!映画の平均評価 (2020/03/13現在)
- 英語のスピード セリフの速さ。スピードがゆっくりなほど☺︎が多い。1分間当たりの単語数 “wpm” を3箇所測って平均したもの
- 再生時間 時間が長いほど ▅▅ が長い。時間が短いと集中力が維持しやすく学習しやすい
- 総合おすすめ度 上3つの平均。ただし再生時間は短いほど高評価とし、[5-数値]で計算する
舞台は極寒のエンペラー帝国。
この世界の皇帝ペンギンたちは、”歌” で求愛をするが、主人公・マンブル Mumble は不運にも音痴に生まれてしまう。
致命的な欠点を持ったマンブルだが、その代わりに “タップダンス”という特技を持っていた…
作品情報
ワーナー・ブラザース映画(米)配給のアカデミー賞受賞作品。
英語のタイトルはそのまま『Happy Feet』
監督は、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー。
2006年に公開されると、約3億8000万ドル (約410億円) の興行収入を上げる大ヒット。
ゴールデングローブ賞を獲得した主題歌も話題となった。
続編の ”2 踊るペンギンレスキュー隊” が2011年に公開。
- 第79回アカデミー賞
長編アニメーション賞 受賞 (2007年) - 第64回ゴールデングローブ賞
最優秀主題歌賞 受賞 (2007年)
最優秀長編アニメーション映画賞 ノミネート (2007年)
感想・補足
まずはなんといってもCG映像がすごい。
ペンギンの動きから、南極の風景、海の中までリアルすぎて思わず息を呑むほどでした。
途中リアルすぎて、あれ実写?と疑いたくなる場シーンまでありました。
映像の質は見所の一つです。
ちなみに一瞬ですが、当時の銀座もチラッと出てきます。
求愛方法が “歌” ということで、たくさんの曲が出てくるのですが、ビートルズ/クイーン/プリンスなど往年のヒットソング満載で、好きな人にはたまらないラインナップ。
サントラを買ったという口コミもたくさん拝見しました。
ゴールデングローブ賞を受賞した主題歌も含めて、楽曲も注目ポイントです。
最初は、「かわいいペンギンたちの明るい冒険物語」 かと思っていましたが、びっくりするくらい違いました 笑。
実際は、メッセージ性の強い、とても考えさせられる映画でした。
英語の難易度に関しては、英語のスピードが少し速くなるシーンもありますが、比較的聞き取りやすい発音なので初心者でも問題ないです。

ネイティブ表現
ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。
- 了承した
“I got it.” と言うと 「(私は) 理解した」 となるが、”You got it.” と言うと、相手の頼み事を承知したことになります。
また、”You got it?” と聞くと、「理解しましたか?」 と相手の理解を確認する表現になります。
英語は、語尾を上げれば、疑問の意味になることを覚えておきましょう。
- (これからのことを心配して) 大丈夫?
“You are going to be okay?” の “are” が省略された、未来を表す表現。
“gonna” は、going to の短縮形で、ガナと発音します。
相手の今を心配するなら (例:具合が悪そうな人に対して) “Are you okay?” と言います。
- …に慣れる
似た表現で、”be used to doing/名詞” がありますが、こちらは 「…に慣れている」 という、元から慣れていたというニュアンスが含まれています。
一方、”get” の場合、今 get した (慣れた) という意味です。
また、”used to do” という表現もあり、こちらは 「よく…したものだ」 と過去の習慣を表します。
- I am used to swimming.
「私は泳ぐことに慣れている」 - I get used to swimming.
「私は泳ぐことに慣れた」 - I used to swim.
「以前はよく泳いだものだ」
- おいで、行こう、がんばれ!
- うっそー、冗談はよしてよ
“Come on.” は、主に2種類の意味があります。
どちらもカジュアルで、とても便利な表現です。
一つは、相手に対して、こっちに来るよう促したり、励ます時に。
こちらは、多くの日本人が知っていると思います。
発音は、カモ⤴ン。
もう一つは、相手の発言や自分に起こったことに対して、否定する時に。
「おいおい、まじかよ」 というニュアンスで使います。
発音は、カ⤴モ⤵ン。
- よくやった
<よく=well、やった=done=doの過去分詞>
ここでの過去分詞は、完了を意味します。
- あらまあ
- やれやれ
<dear=親愛なる> という意味で、”Dear God.” 「神様お願いします」 から来ていると考えられています。
驚いた時や、残念に思った時、呆れた時など幅広い場面で使われます。
- まあ
- あら
“gosh” は、”god” 「神様」 を遠回しに言う表現。
”god” を軽々しく口に出来ないということで使われる言葉です。
日本では、”Oh my God.” の方が有名ですが、”Oh my gosh.” と言った方が無難です。
宗教上、神を深く信仰している人の中には、”Oh my God.” と聞くと不快に思う人もいるので注意が必要です。
- 今行くよ!
なじみ深い “Here we go!” 「一緒に行こう」 とは違い、相手と距離があり、相手のところに行く場面で使います。
“Here…” は、「さあ…」、「ほら…」 という意味で、相手に注意を促します。
- (はったり・冗談ではなく) 本気で言う
”mean” という動詞は、「意味する」 だけでなく、「本気で…と言っている」、「本気である」 という意味を持ちます。
”I mean it!” で、「本気で言ってるんだよ!」、「マジだよ!」
- 大丈夫ですか?
これは分かりやすいですね。
相手を心配する時に使う表現です。
- どうかしたの?
- どうかしてるんじゃない?
“wrong” は、「悪い」、「間違った」 という意味。
相手がおかしな行動をした時に、非難の意味を込めて使われます。
ただ、”with you” を抜かした、”What’s wrong?” は、「どうしたの?」 と相手を本気で心配する意味になります。
- やめてよ!
- ウザい!
- いい加減にして!
“cut out”は、ハサミ等で 「切り抜く」、「切り離す」 という意味。
「切り離せよ!」 → 「やめろ!」 というような感じです。
- 冗談でしょ?
<kid=冗談を言う、からかう>
- やっぱり!
直訳すると、「私は、それを知ってた」
つまり 「やっぱり、そういうことか」 という意味になります。
ちなみに、”I knew that.” と言うと、「そんなこと知ってたよ」 ときつい言い方になるので注意が必要です。
- もちろんです
- いいですよ
「確かな」、「確信して」 という意味から、相手に頼み事をされて引き受ける時など、肯定的に答える場面で使える便利な表現です。
- 少し待って
<second=秒、minute=分>
“Wait a minute.” よりも待ってほしい時間が短いイメージ。
- その通り
<それは=that、正しい=right>
相手の言動が合っていた時に使う言葉です。