出典:楽天
Yahoo!映画 評価 | ![]() |
英語の速さ 約171wpm | ![]() |
映画の長さ 98分 | ![]() |
総合おすすめ度 | ![]() |
- ストーリー 物語の面白さ・満足度。Yahoo!映画の平均評価 (2020/05/10現在)
- 英語のスピード セリフの速さ。スピードがゆっくりなほど☺︎が多い。1分間当たりの単語数 “wpm” を3箇所測って平均したもの
- 再生時間 時間が長いほど ▅▅ が長い。時間が短いと集中力が維持しやすく学習しやすい
- 総合おすすめ度 上3つの平均。ただし再生時間は短いほど高評価とし、[5-数値]で計算する
ドラゴンと人間 (バイキング) が闘いを繰り広げる世界。
バイキングのリーダーを父に持つヒック Hiccup は、屈強な父とは異なり身体が細く力も弱いため、ドラゴンとの闘いで迷惑ばかりかけていた。
そんな彼が、偶然1匹のドラゴンと出会う。
それは、未だ誰も見たことないという幻のドラゴンだった…
作品情報
ドリームワークス(米)製作の大ヒット映画。
イギリスの文学作品 (クレシッダ・コーウェル著) が原作。
英語のタイトルは『How to Train Your Dragon』
監督は、人気映画『リロ&スティッチ』のディーン・デュボアと、クリス・サンダース。
2010年に公開されると、約4億9000万ドル (約520億円) の興行収入を上げる大ヒット。
続編の ”2” が2014年に、“聖地への冒険” が2019年に公開。
また映画にとどまらずアニメシリーズ “新たな世界へ!” (Netflix公開中) まで製作される、超人気シリーズの原点作品である。
「アニメのアカデミー賞」 と言われるアニー賞の全10部門すべてを制したことでも話題となった。
- 第83回アカデミー賞
長編アニメーション賞・作曲賞 ノミネート (2011年) - 第68回ゴールデングローブ賞
最優秀長編アニメーション映画賞 ノミネート (2011年) - 第38回アニー賞
長編作品賞 受賞 (2010年)
感想・補足
とても完成度・満足度の高い作品!!
友情、親子の絆、片思いの恋……すべてよく重なり合っていて、終始楽しい!
約90分があっという間でした。
また映像がとてもきれいで、人間VSドラゴンの戦闘シーンもとても興奮します。
そしてラストシーン!
うわーーーーー!!!!そういうことか!!!!!と思わず声を上げてしまい、鳥肌がたちました。
Yahoo!映画の平均評価 4.44 は伊達じゃありません。
今まで観てきたアニメーション映画の中でもトップ3に入るほどの素晴らしい内容でした。
英語の単語・文法もそれほど難しくありません。
ストーリーが面白いのもあって、同時字幕があれば英語初心者でも十分楽しめます。
英語のスピードは、平均的にはそこまで速くありませんが、興奮して話すシーンはかなり速いので、そういうところは同時字幕の速度調節で0.9倍速くらいにするなどして工夫しましょう。


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ネイティブ表現
ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。
- おいで、行こう、がんばれ!
- うっそー、冗談はよしてよ
“Come on.” は、主に2種類の意味があります。
どちらもカジュアルで、とても便利な表現です。
一つは、相手に対して、こっちに来るよう促したり、励ます時に。
こちらは、多くの日本人が知っていると思います。
発音は、カモ⤴ン。
もう一つは、相手の発言や自分に起こったことに対して、否定する時に。
「おいおい、まじかよ」 というニュアンスで使います。
発音は、カ⤴モ⤵ン。
- 私に任せなさい
“I’ll” は “I will” の短縮形。
“take care of” は、「世話をする」、「引き受ける」 という意味。
- はい
- 賛成!
“Yes.“と同じ意味で、発音は、「アイ」 です。
”Aye, aye, sir!” (アイアイサー) はここから来ています。
- よしよし
<that=そっちは、it=それに、より似ている=more like>
“like” は 「…のような」 という意味の形容詞。
「そっちの方が、私の望みに近い」→
「そっちの方がいいね」、「よしよし!」
- …はどうしたんだい?
…には人の名前や名詞が入り、その状況を聞く時に使う表現です。
例えば待ち合わせに、Jamesが来ない時は、
”What’s (the matter) with James?” 「Jamesはどうしたんだろう?」 となります。
- 悪くない、まあまあいい
- 結構いい
<ではない=not、とても=too、悪い=bad>
”That’s not too bad.” で、「とても悪いって感じではないね」 となります。
逆に、「むしろ最高!」 となる場面もあります。
- やった!
”You did it!” とすると、「(あなたは) よくやったわ!」 という意味になります。
- 何が起きているの?
どの映画にも必ずと言ってもいいほど出てくる表現。
<go on=起こる=happen>
何の事態が起こったか疑問に思った時に使います。
- それは本当かい?、マジ?
- 正気かい?
“serious” は、「真面目な」、「本気の」、「真剣な」 という意味。
- かみ砕いて (分かりやすく) 説明する
<break down=破壊する> という意味から。
- 気をつけろ!、危ない!
“watch out for…” は、「(今起きていることに) 気をつける」 という意味。
似たような意味で “be careful of…” がありますが、これは 「(これから起きることに) 気をつける」 という意味です。