出典:楽天
Yahoo!映画 評価 | ![]() |
英語の速さ 約204wpm | ![]() |
映画の長さ 96分 | ![]() |
総合おすすめ度 | ![]() |
- ストーリー 物語の面白さ・満足度。Yahoo!映画の平均評価 (2020/03/13現在)
- 英語のスピード セリフの速さ。スピードがゆっくりなほど☺︎が多い。1分間当たりの単語数 “wpm” を3箇所測って平均したもの
- 再生時間 時間が長いほど ▅▅ が長い。時間が短いと集中力が維持しやすく学習しやすい
- 総合おすすめ度 上3つの平均。ただし再生時間は短いほど高評価とし、[5-数値]で計算する
インコなのに空を飛べない主人公・ブルー Blu は、飼い主のリンダ Linda と一緒にアメリカ北部にあるミネソタ州の本屋で暮らしていた。
ある日、そこに鳥類学者のチュリオ Tulio が表れ、ブルーの “種” が絶滅危惧であること、それを救うにはリオデジャネイロ (リオ) に行く必要があることを知らされる。
リンダは一度断るも、ブルーのためを思い、リオ行きを決意する。
リオでは、相手となる同じ “種” のメス・ジュエル Jewel が待っており、ブルーは彼女の可憐な見た目に恋をする…
作品情報
CGアニメのトップブランドとして知られるブルースカイ・スタジオ(米)製作の映画。
英語のタイトルは、リオデジャネイロが舞台ということで『Rio』
おそらく日本の子どもは、「リオ ⇒ リオデジャネイロ」 という認識がほとんどないため、日本のタイトルは主人公の名前を取るものとなった。
監督は、第75回アカデミー賞 長編アニメ賞にもノミネートされた大ヒット映画『アイス・エイジ』のカルロス・サルダーニャ。
2013年に公開されると、約4億8000万ドル (約520億円) の興行収入を上げる大ヒット。
続編の “2 トロピカルアドベンチャー” が2014年に公開。
大人気モバイルゲーム『アングリーバード』とのコラボも話題となった。
- 第84回アカデミー賞
主題歌賞 ノミネート (2012年)
感想・補足
タイトルだけでは、何の映画なのかいまいちピンとこず、そこまで期待していなかったのですが、観てみるとめちゃくちゃ面白くて、好きな映画の一つになりました。
特に空を飛べないブルーの奮闘や、仲間との友情が心に沁みます。
ハートフルなアドベンチャー物語です。
また映画にはかわいくて面白い鳥がたくさん登するので、とても癒やされます。
特に [01:00:10] あたりから出てくる鳥がめちゃくちゃかわいくて、一番の推しトリです。
自分の好きな鳥を見つけるのも面白いかもしれません。
英語に関しては、スピードは少し速いですが、表現はさほど難しくないので、スピードを落とせば初心者でも十分楽しめるレベルです。
スピードは 「同時字幕」 機能で落とすことができます。

ネイティブ表現
ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。
- 捕まえた!
- 見つけた!
- やったぜ!
- 分かった、了解
“I got you.” を短縮した形で、”Got ya!” と同じ意味を表します。
場面によって様々な訳し方がある、とても汎用性の高い表現です。
- 大丈夫?
相手を心配する時に使う表現。
“Are you OK?” も同じ意味です。
- いよいよだ
直訳すると、「これはそれだ」 となります。
すなわち、「これはそれ (私の考えていたもの) だ」 となり、そこから 「まさにこれだ」、「その通り (イギリス英語)」 、「これで終わりだ」 など、場面によって様々な意味が生まれています。
とても使いやすい言葉なので、ぜひ使ってみてください。
- 何が起きているの?
どの映画にも必ずと言ってもいいほど出てくる表現。
<go on=起こる=happen>
何の事態が起こったか疑問に思った時に使います。
- 分かりました
相手の発言を理解した時に使う表現。
“Gotcha.” も同じ意味で使うことができます。
相手の依頼を引き受ける時は、紛らわしいですが “You got it!” を使います。
- お大事に
<get 形容詞=…になる>
つまり、「早く “soon”、元気 “well” になれよ」
- それに賭けよう
<give A B=AにBを与える>
“it” は、ある特定のものを指し、会話の内容によって異なります。
このシーンでは、「ブルー自身が頑張ること」 を表しています。
- いいからやってみろ
この言葉は、スポーツブランド “NIKE” の企業スローガンとしても有名ですね。
just=ただ、do it= やれ
- どうしたの?
“matter” は 「問題」、「事柄」、「物事」 という意味です。
「何が問題ですか?」 → 「どうしたのですか?」 となります。
似たような意味で、”What’s wrong?” という表現があります。
<wrong = 悪い、間違った>
- 悪気はない
“personal” は 「個人的な」 という意味。
すなわち 「個人的なこと (事情) ではない」 ということ。
- 見返りは何?
直訳すると、「その中にある、私のためになるものは何?」 となり、そこから、見返りや自分にとってのメリットを聞く表現となりました。
- よしよし
<that=そっちは、it=それに、より似ている=more like>
“like” は 「…のような」 という意味の形容詞。
「そっちの方が、私の望みに近い」→
「そっちの方がいいね」、「よしよし!」
- なんてことない
「それのためにすることは無い」 → 「大したことない」 という意味になる。
- ほんの冗談だよ
“I am/was just kidding.” の省略した形。
“kid” は、「冗談を言う」、「からかう」 という意味。
アメリカではジョークも日常なので、よく使われる表現です。
逆に相手に対して、「冗談でしょ?」、「まさか!」 と言う時は、”You must be joking!” や “No way!” といった表現を使います。
- よくやった
<よく=well、やった=done=doの過去分詞>
ここでの過去分詞は、完了を意味します。