また英語学習が続かなかった…
こういう経験がある方は多いのではないでしょうか。
私も海外旅行に行った際は 「もっと英語の勉強をしたい!」 と思うものの、 帰国してしばらく経つと熱が冷め、面倒になってしまったといったことがよくありました。
その原因は、勉強を始める際に、楽しくない&めんどくさいことから始めていたことでした。
同じような境遇の方におすすめするのが、 漫画を使った英語学習法です。
楽しく漫画を読んでいるうちに英語が身近になっていき、もっと勉強したいと自発的に思うようになり、単語などを覚え始めるという流れが、継続して英語を学んでいく理想的な形です。

今回は、ディズニー好きには特におすすめの、コミック版ディズニーの英語『ズートピア』(Zootopia) を紹介します。
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ストーリー概要
動物たちが人間のように暮らす楽園ズートピアを舞台に、「夢を信じる」 ウサギの新米警官ジュディが、「夢を忘れた」 キツネの詐欺師ニックと共に、楽園に隠れた驚くべき秘密に挑む。
学習のメリット
まずは英語学習に ズートピア がおすすめの理由から解説します。
日本語訳がついている
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最大のおすすめポイントは、コマの外に、英語のセリフに対する日本語訳がついているところです。
この日本語訳がついていることで、英語のセリフを読んでいて分からなくなった時に、すぐ日本語訳で意味を確認することができます。
このように、セリフは英語、コマの外に日本語訳という形式の漫画をバイリンガル漫画といい、ズートピア以外にも、たくさんの種類のバイリンガル漫画があります。

日常会話で使える表現が豊富
漫画は小説やビジネス書などと違い、一冊がほとんどセリフで構成されています。
つまり、漫画一冊が丸ごと英会話表現の塊なのです。
一冊読むだけでもかなりの英会話表現に触れることができますし、多読すれば自分のものにすることもできます。
ズートピア は、登場人物は動物たちで内容は日常を取り扱ったものではないですが、ディズニー作品は英語学習教材によく使用されていて、本作に登場する表現も日常で使えるものばかりです。
カラーで見やすい
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ズートピアは、もともとディズニー映画ですが、この漫画はオールカラーなので、映画とあまり変わらない感覚で読むことができます。
また他のバイリンガル漫画に比べて、1つのセリフが短く、ページが大きいので学習もしやすいですよ。
巻末に英語の解説つき
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この漫画の巻末には、50ページほどの単語・フレーズの解説 「ワード&フレーズ」 がついています。
ストーリーに登場するセリフの中の単語や文法などついて詳しく載っていて、あなたの英語学習を助けてくれます。
1巻完結
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バイリンガル漫画は通常、最初の3~5巻のみ発売されていることが多いですが、この漫画は1巻完結なので、何巻も買う必要がありません。
ちなみに、映画『ズートピア』のストーリーの他に、ジュディやニック、楽しいズートピアの仲間たちが活躍するサイドストーリーも収録されており、既にズートピアを観たことがあるという方にもおすすめです。
- Zootopia (ズートピア メインストーリー)
- Welcome to ZOOTOPIA (ズートピアへようこそ!)
- The Carrot Caper (キャロット・ケイパー)
- Brothers & Sisters (ジュディのきょうだいたち)
- Skunk Parade (スカンク・パレード)
- Quick as a Flash! (フラッシュのように速く!)
- The Noise from Next Door (となりの部屋から聞こえる音)
おすすめ勉強法
前提として、漫画を使った学習の大きな目的は、
- 楽しく読むことで無理なく英語学習を習慣化させること
- 多読によって多くの英語表現に触れること
の2つです。
なので 「楽しく英語学習に慣れよう!」 という意気込みで取り組むのがコツです!
また今回紹介する勉強法はあくまで私のおすすめなので、実際に取り組みながら自分にあった勉強法を見つけてみてください。
始めに吹き出しの英語のセリフを読んでいきます。
この際、知らない単語やフレーズが出てくると思うので、すぐ日本語訳を見てセリフの意味を確認します。
最初はストーリーを楽しむことが大切なので、日本語訳に頼って構いません。
ただ日本語訳だけで読み進めると当然勉強にならないので、あくまでチラ見です 笑。
これはSTEP.1と同時進行で行います。
日本語訳をチラ見しながら読み進めていくと、使えそうな表現が出てくると思います。
この際、付箋を貼ったりメモをするなどしておきましょう。
また日本語訳を見ても分からない単語やフレーズがあれば、同様にメモなどしておき、漫画を読み終わった後に調べてみましょう。
STEP.1・STEP.2 を終えたら、今度は日本語訳を見ずに英語のセリフだけで読んでいきます。
英語と日本語訳がしっかり理解できていれば、英語のセリフだけで読み進めることができます。
これができるのであれば、漫画の英語表現が身についていってると言えます。
STEP.2 で使えそうだと思ったフレーズを日常生活でも意識して使ってみてください。
「漫画ではこういう場面で言ってたな」 と頭の中でイメージして使うとより効果的です。
このように普段からアウトプットの練習をしておくと、いざ英会話をする際に自然と口から英語が出てくるようになります。
- Zootopia (ズートピア メインストーリー)
- Welcome to ZOOTOPIA (ズートピアへようこそ!)
- The Carrot Caper (キャロット・ケイパー)
- Brothers & Sisters (ジュディのきょうだいたち)
- Skunk Parade (スカンク・パレード)
- Quick as a Flash! (フラッシュのように速く!)
- The Noise from Next Door (となりの部屋から聞こえる音)