Yahoo!映画 評価 | ![]() |
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英語の速さ 約131wpm | ![]() |
映画の長さ 85分 | ![]() |
総合おすすめ度 | ![]() |
- Yahoo!映画 評価 Yahoo!映画の平均評価 (2019/11/04現在)
- 単純度 ストーリーが分かりやすいほど高い評価。話の内容が単純だと英語の意味が予想しやすい
- 日常度 ストーリーが日常的なほど高い評価。日常的だと普段の生活で使える表現が多くなる
- 英語の速さ スピードが速いほど高い数値。1分間当たりの単語数(wpm)を測って評価
- 映画の長さ 時間が長いほど高い数値。時間が短いと集中力が維持しやすく学習しやすい
- 総合おすすめ度 上5つの平均。ただし英語の速さと映画の長さは数値が低いほど高評価とし、[5-数値]で計算する
毎年開催される巨大野菜コンテスト Giant Vegetable Competition のために、街の人々は大切に野菜を育てている。
ウォレス Wallace とグルミットGromit は、そんな野菜を食い荒らそうとする小動物たちを処理する害獣駆除隊 ANTI-PESTO を新しく起ち上げる。
2人の仕事ぶりは街の人からも評判だったが、ある日の夜、街で事件が起こる…
作品情報
シリーズ屈指の名シーン 「列車チェイス」
世界中にファンを持つ大人気クレイアニメシリーズ初の長編映画。
アニメ同様アードマン・アニメーションズ(英)が製作。
今映画の製作には、約5年半の月日がかかっている。
clay (=粘土) のアニメーションで、粘土やそれに似た素材で作られた被写体を一コマごとに動かして撮影し、それをつなげることで映像とする。
とてつもない手間と時間がかかるが、CGよりも味のある映像を作ることができる。
日本では、同じアードマン・スタジオの『ひつじのショーン』が有名。
海外でのタイトルは『Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit』
監督は『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』の原作者ニック・パークと、スティーブ・ボックス。
2005年に公開されると、約1億9000万ドル (約208億円) の興行収入を上げ、アカデミー賞を受賞。
- 第78回アカデミー賞 長編アニメーション賞 受賞 (2006年)
感想・補足
ひつじのショーンはよく知っていたものの、ウォレスとグルミットは知らず、短編含めて初めての視聴でした。
ひつじのショーン同様、クレイアニメの味のある映像・コメディ要素満載の内容で、最初から最後までとても面白かったです。
全体的にゆるい感じで癒される作品ですが、若干ホラーなシーンもあって、なかなかスリリング。
大人でも楽しめる作品です。
見所はたくさんありますが、特に犬のグルミットに注目。
かわいくて、賢くて、頼りになる姿は、好きになること間違いないですよ。
これは短編映画『ペンギンに気をつけろ!』のシーンですが…
英語に関しては、英語のスピードがゆっくりなので、初心者でも楽しめます。
ただキャラクターの発音に若干の “クセ” があるので、そこは痛いところといった感じです。
また、イギリスのアードマン・アニメーションズなので、イギリス英語に触れることができます。


ネイティブ表現
ここでは、ネイティブがよく使うものの、日本人には意味が分かりづらかったり、意外と使えてない表現やフレーズをまとめて解説します。
どの表現も実際に映画内で出てきますので探してみてください。
- 何が起きているの?
どの映画にも必ずと言ってもいいほど出てくる表現。
<go on=起こる=happen>
何の事態が起こったか疑問に思った時に使います。
- どうってことないですよ
“at all” は、否定する単語と合わせて 「まったく (…ない)」 という意味になります。
- きっと…だと思います
“sure” は、「確信して」、「確かで」 という意味の形容詞。
that 以下は、…に当たるSV (主語動詞) の文がきます。
“I’m sure that hole is getting smaller.” 「穴が小さくなってると思いますよ」
- よしよし
<that=そっちは、it=それに、より似ている=more like>
“like” は 「…のような」 という意味の形容詞。
「そっちの方が、私の望みに近い」→
「そっちの方がいいね」、「よしよし!」
- (まさに) …しようとしている
- (まさに) …するところだ
“be going to” 「…するつもりだ」 に対し、
“be about to do” は、今まさにしようとしていることや起ころうとしていることを言う時に使います。
- あら!
- まあ!
- 大変!
“heavens (above)” 「上にある楽園」、すなわち 「天国」 を表します。
驚いた時に使われる表現です。
- 一体…
“on earth“ は 「一体」 という意味で、疑問詞を強める働きをします。
疑問詞とは、<what/who/which/where/why/when/how> のことです。
- どうぞ召しあがれ
“Help yourself.” で、「召し上がれ」 という意味ですが、動詞を強調する”do” (do + 動詞の原形) と、お馴染みの “please” を入れることで、より丁寧な表現となります。
- どうかした?
“up” は、「事態が起こる」 という意味で、相手に今の状況を聞く際に使います。
ちなみに、”What’s up?” 「最近調子はどう?」 → “Nothing.” 「まあまあ」 というように、
“How are you?“よりもフランクに使われる表現です。
- どういたしまして
- 喜んで
お礼を言われた時の受け答えとして “Sure.“ がよく使われますが、その “Sure.” よりも気持ちを強く表したい時に “My pleasure.” を使います。
<pleasure = 喜び、光栄>
- 捕まえた!
- 見つけた!
- やったぜ!
- 分かった、了解
“I got you.” を短縮した形で、”Got ya!” と同じ意味を表します。
場面によって様々な訳し方がある、とても汎用性の高い表現です。
- えっ!
- おやっ!
- まあ!
驚きや喜び、不快感などを表します。
神様の名前 “God” を軽々しく口に出すことに抵抗を感じる人もいるので、”God” の遠回しな言い方である “gosh” を使うのが無難です。
<Oh my gosh. = Oh my God.>
- yes, you, your などの略
ネイティブが上のような言葉を簡素化して言う時に使われる、くだけた表現です。
- はい
- 賛成!
“Yes.“と同じ意味で、発音は、「アイ」 です。
“Aye, aye, sir!” (アイアイサー) はここから来ています。