英語版漫画『のだめカンタービレ』で日常英語を学べ!メリットと学習法を徹底解説

英語を楽しく学ぶ方法はいくつかありますが、漫画はそのうちの一つです。
英語学習する上で以下のようにたくさんのメリットがあり、漫画が好きなら絶対おすすめの学習法です。

  1. 楽しく英語の会話表現に触れることができる
  2. ストーリーに沿ってその表現を覚えることができる
  3. 自分のペースで気軽にできる
日常・ビジネス英語は漫画で楽しく学べ!おすすめ漫画7選と勉強法を徹底解説!

今回は、英語版『のだめカンタービレ(Nodame Cantabile) について、おすすめするポイントや登場する表現の例、勉強法を紹介します。

のだめの面白さを知っている方も知らない方も、のだめを英語で楽しみましょう!

出典:Amazon

ストーリー概要

まずは、あらすじを軽く紹介します。
観たことある方はおさらいしてくださいね。

エリート音大生の千秋 真一ちあきしんいちは、ある日ピアノ担当教諭との喧嘩が原因で自暴自棄になり、自宅マンション前で泥酔したまま眠ってしまう。
目が覚めると、ひとりの女性がゴミの山とその悪臭の中で美しいピアノソナタを奏でていた。
彼女の名前は、野田 恵のだめぐみ
この出会いが、彼の運命を大きく変えていく。

学習のメリット

のだめは初心者の英語学習にとても向いていますので、次はそのメリットをまとめて紹介します。

日本語訳がついている

この漫画は、「バイリンガル漫画」 なので、セリフは英語ですがコマの外に日本語訳がついています。
そのため、英語のセリフを読んでいて意味が分からなかった時に、すぐ日本語訳で意味を確認することができます。
それにより、英語の意味が分からずストーリーが分からなくなって、読むのが嫌になるといったことがなくなります。

漫画の絵があると言っても、いきなり英語のセリフを読みながらストーリーを理解していくのは難しいので、始めは日本語訳でストーリーを理解してから、英語のセリフをつかって英語学習をしていくことになります。
その際、日本語訳がついていないと、日本語版の漫画も読む必要が出てくるためとても効率が悪いです。
その点でバイリンガル漫画は非常に優秀であると言えます。

日常会話で使える表現が豊富

漫画は小説やビジネス書などと違い、一冊がほとんどセリフで構成されています。
つまり、漫画一冊が丸ごと英会話表現の塊なのです。

一冊読むだけでもかなりの英会話表現に触れることができますし、多読すれば自分のものにすることもできます。

のだめは少女漫画ですが、少女漫画は日常を取り扱ったものが多く英語学習向きです。
音大が舞台なので、日常、特に学校で使える会話表現が頻出します。

ストーリーのテンポがいい


出典:楽天

のだめは、コメディ要素が強くストーリーが面白いのに加え、テンポも早いのでとても読みやすい作品です。

また玉木宏さん上野樹里さん主演でドラマ化映画化され大ヒットしているので、少女漫画ですが男性が読んでも十分楽しめますよ。

 

 

おすすめ勉強法

前提として、漫画を使った学習の大きな目的は、

  1. 楽しく読むことで無理なく英語学習を習慣化させること
  2. 多読によって多くの英語表現に触れること

の2つです。
なので 「楽しく英語学習に慣れよう!」 という意気込みで取り組むのがコツです!

また今回紹介する勉強法はあくまで私のおすすめなので、実際に取り組みながら自分にあった勉強法を見つけてみてください。

STEP.1
日本語訳をチラ見して読む

始めに吹き出しの英語のセリフを読んでいきます。
この際、知らない単語やフレーズが出てくると思うので、すぐ日本語訳を見てセリフの意味を確認します。

最初はストーリーを楽しむことが大切なので、日本語訳に頼って構いません。
ただ日本語訳だけで読み進めると当然勉強にならないので、あくまでチラ見です

STEP.2
使えそうな表現に付箋やメモ

これはSTEP.1と同時進行で行います。
日本語訳をチラ見しながら読み進めていくと、使えそうな表現が出てくると思います。

この際、付箋を貼ったりメモをするなどしておきましょう。

また日本語訳を見ても分からない単語やフレーズがあれば、同様にメモなどしておき、漫画を読み終わった後に調べてみましょう。

STEP.3
英語のセリフだけ読む

STEP.1・STEP.2 を終えたら、今度は日本語訳を見ずに英語のセリフだけで読んでいきます。
英語と日本語訳がしっかり理解できていれば、英語のセリフだけで読み進めることができます。

これができるのであれば、漫画の英語表現が身についていってると言えます。

STEP.4
普段から意識して使ってみる

STEP.2 で使えそうだと思ったフレーズを日常生活でも意識して使ってみてください。
「漫画ではこういう場面で言ってたな」 と頭の中でイメージして使うとより効果的です。

このように普段からアウトプットの練習をしておくと、いざ英会話をする際に自然と口から英語が出てくるようになります。