【最新・23卒】SPI (Webテスト) 対策は問題集1冊+無料サイト4つでOK!【Webテスティング攻略】

新卒採用で利用される適性検査は、SPI玉手箱TG-WEBの3つが主流ですが、その中で最も企業に利用されているのが、リクルート社が制作しているSPIです。

SPI3」 とも言いますが、この “3” はバージョンを表しており、みなさんが受けるのはすべてSPI3です。

SPIには、以下の4種類の受検形式がありますが、

  • テストセンター
    →専用会場 (テストセンター) にて、会場のパソコンで受検
  • ペーパーテスト
    →企業にて、で受検
  • WEBテスティング
    →自宅にて、自分のパソコンで受検
  • インハウス CBT
    →企業にて、企業のパソコンで受検

新型コロナウイルスの影響で、23卒の就活生は、ほぼ100%自宅受検型の 「WEBテスティング」 を受けることになると思います。

WEBテスティングの問題構成は他の受検形式と同じですが (以下の通り)

  • 能力検査 (学校の試験みたいな感じ)
    • 非言語 (数学的な問題)
    • 言語 (国語的な問題)
  • 性格検査 (心理テストみたいな感じ)

出題される問題は異なるので、WEBテスティング一本に絞って対策するのが最も効率的です。
実際、昨年就活した22卒の私も、今のところWEBテスティングの対策しかしていません。

今回は、そんなSPIのWebテスティングの対策方法について、きっちり対策をやって全てのWEBテスティングを突破している私が徹底的に解説していきます!
なお23卒の新卒採用は、22卒と同じく早期化しているので、この記事を読んだらすぐに対策を始めましょう!

問題集1冊+無料サイトでOK!!

SPIの対策本は数多く売られており、どれを買えばいいか迷われるかと思いますが、WEBテスティングという形式に絞られたものは、実は1冊しかありません。
それが『これが本当のWebテストだ! (3)』です。

これが本当のWebテストだ! (3)


出典:Amazon

SPIノートの会編著の『これが本当の〇〇』シリーズは、売上No.1 を誇る超定番の対策本で、本書はそのWEBテスティング編です。
全国主要書店・大学生協、2019年4-12月

本書の構成としては、非言語/言語ともに

STEP.1
例題

出典:Amazon

分野ごとに 「例題」 を解いて、解き方出題傾向を覚える。

STEP.2
練習問題

出典:Amazon

「練習問題」 を解いて、知識を定着させる。

STEP.3
模擬テスト

本番に向けて 「模擬テスト」 を解く。

という流れでWEBテスティングをマスターしていくというものです。

実際に本書で対策してみて感じたのは、

  • 問題の網羅性・再現性が高い
  • ちょうどいい問題数
    (多すぎず少なすぎず)
  • 解説が丁寧で分かりやすい
    • 図表が多く使われている
    • 解く 「過程の解説」 が特に丁寧
  • 別解や+α の情報も豊富に掲載

といった点で、総じて初級者から中・上級者まで使えるバランスのとれた対策本となっています。

口コミでも、掲載されている問題やその解説の質に満足している方が多いようです。

コロナでテストセンター全会場閉鎖された。
でSPIはWEBテスティングで受けるようどの企業も指示してきた。
テストセンターと問題傾向も回答方式も違うのでテストセンター本や普通のSPI本は通用しない。
Webテスティング専用本をやるべき
十分な練習がこの本でできた
出典:Amazon (強調は筆者)

これ一冊でwebテスト対策バッチリできました。
非言語が初見でほぼ解けないレベルでしたが、何回も繰り返すうち解けるようになり、本番でも手応えあり。
出典:Amazon (強調は筆者、一部省略)

実際に受けたところ、本書とほぼ同じ問題や類似の問題が多く出題され、効果は十分にあったと感じます。
解き方を完全に覚えるくらい、繰り返し解くことをお勧めします。
出典:Amazon (強調は筆者)

本書の進め方としては、先程の流れに沿って対策するのが一番ですが、2つ目と3つ目の口コミにもあるように、繰り返し解くことが大切で、最低でも2周は解いておきましょう。

特に、文系で数学が苦手という方は、非言語をスムーズに解けるようになるまで、5回でも6回でも繰り返し解いてください!
私もそのくらい繰り返し解いて対策しました。


出典:Amazon

 

ちなみに 「問題数が少ない」 という声もありますが、個人的には 「広く浅く」 やるよりも、まずは 「狭く深く」 やって確実に苦手をなくす方が結果が出ると思っているので、そこまで気にする必要はないと思います。

なお余裕があって、もっと問題数をこなしたいという方は、次に紹介する無料サイトも利用してみてください!

無料サイト4つ

現代では、喜ばしいことにインターネットでもWebテストの対策をすることができます。

Webテストの練習がしっかりできるサイトは、以下のように4つありますが、

  1. キャリタス
  2. マイナビ
  3. リクナビ
  4. 一般常識一問一答.com

4つ中3つ (①~③) は、就活支援サイトが提供しています。
そのため、①~③は無料登録しないと使えないので、お気をつけください。

①キャリタス

出典:キャリタス就活2023

キャリタスでは、SPIの模擬テスト全7回分を、2020年6月~2021年5月にかけて順次提供しています。

実際に受検した就活生の声を基に問題を制作しているので問題の再現度が高く、また受検結果だけでなく、全国平均点ランキングも見ることができます。

1回あたり言語15問・非言語10問 (30分間)

②マイナビ

出典:マイナビ2023

マイナビでは、「実力アップ講座」 と全10回の 「全国一斉WEB模擬テスト」 を提供しています。

練習できるのは、SPIの対象である言語系非言語系だけでなく、一般常識と時事問題も提供されているので、SPIの対策がしたい方は、言語系・非言語系に絞って解きましょう。

マイナビのWebテストの特長は、問題ごとの正答率が公開されている点です。
自分の/正答率を比較しながら、「ここは絶対落とせない問題のようだから念入りに復習しよう」 「ここは正答率が極端に低いから飛ばそう」 というように効率的に復習することができます。

実力アップ講座:200問×4ジャンル
全国一斉WEB模擬テスト:1回あたり10問×4ジャンル (40分間)

③リクナビ

出典:リクナビ2023

リクナビでは、全2回の言語・非言語テストを実施していますが、期間内でないと受検ができない&受検回数は1人1回という、なかなか不便な仕様なのでご注意ください。

さらに、自分の得点の全国順位が分かりますが、解いた問題は復習することができません。
なので、単純な実力チェックという意味合いが強いWebテストです。

1回あたり言語29問・非言語22問 (50分間)

④一般常識一問一答.com

出典:一般常識一問一答.com

他の3つと違って就職支援サイトでないところが提供しているのが、この一般常識一問一答.comです。

模擬テストというより、分野ごとに問題を解いていく対策本に近いサイトです。

SPIのWEBテスティングの例題が分野ごとに豊富に掲載されているので、私は、最初に紹介した問題集+このサイトで主に対策しました。

無料サイトということで、解説が大分さらっとしていますが、比較的難しい問題はYouTubeの動画で解説してくれているので、割と十分な対策ができます。

最後に

SPIのWebテストであるWEBテスティングは、そこまで難易度は高くありませんが、対策をしていないと高学歴の学生でも普通に落ちてしまいますし、Webテストに落ちると面接などのアピールする場すら与えられません。

しかし対策すればするほど点数が上がる、かなりラッキーな試験なので、納得のいく就活になるよう、気を引き締めて対策に取り組みましょう!